【レビュー】小粋 松川刻
私の大好きな刻みタバコ、松川刻みの感想を記します。
松川刻みは、福島県で栽培されている松川葉のみが入っている銘柄です。
松川葉の歴史は古く、1542年に種子島に伝わった煙草が1590年代に、当時松川の地にあった円福寺(現在は廃寺)の住職、横江無染氏が西国行脚の折に種子を持ち帰り作付けしたのが松川葉の始まりとされています。
使う煙管は、茂作煙管の蒼天です。
では、一服。
ややドライながらも、如何にも"和"って印象の甘みと渋みを感じます。
何処かのサイトで、この松川刻みの喫味・香りを分かり易く例えると、『昭和のゲームセンター』と書いてあるのを見た気がするのですが、まさにそんな感じです。
近年、かつて小粋にブレンドされていた阿波葉が無くなりました。
貴重な在来種なので、これからも末長く栽培されていってほしいと思います。
たばこ農家の方々に感謝!
【レビュー】ナチュラルアメリカンスピリット ターコイズ
【再レビュー】ナチュラルアメリカンスピリット アガット
※廃盤銘柄です。
タール10mg ニコチン1.5mg
熟成された遅摘み葉をブレンド。
葉組はおそらくバージニアのみと思われる。
そのままの状態(フィルター付き)で吸うと、他のアメスピ銘柄との違いが分かりづらい為、ターコイズと交互に吸い比べてみました。
まず、バージニア葉の淡白な甘みに瑞々しさは無く、如何にも熟成されていると言いますか、風味に奥行きを感じます。
個人的には、どこか餡子に似た風味に思えました。
ただ、万人受けしそうなのは、やはりターコイズでして、アガットはマニア向けな喫感です。
それは名前の通り、アメリカ産のオーガニック栽培の熟成されたタバコ葉を使った深い味わい。
今までのアメスピシリーズより勝る喫感。
改めて吸ってみると、なるほどと思います。
…が、正直なところ、口腔喫煙でも同時に吸い比べないと、違いが分かりにくい上に、肺喫煙だとどうなのか?と思います。
私は肺喫煙はしないので分かりませんが、肺に入れると他との違いが尚更分かりにくいのかもしれないですね。
最近はもっぱらアメスピ
最近はもっぱらアメスピばかりだ。
シャグを買って、自分で巻いて吸っている。
アメスピは名前の通り、アメリカ産のバージニア葉がメインに使われている。
当然、地域による違いは有るだろうが、アメスピに使われているバージニア葉はタンバイトがキツい。
下手に吸うと口内に強い刺激が襲う。
勿論ゆったり味わう場合は両切りもアリだが、最近はフィルターを使っている。
普段、シガレットを肺喫煙している人はオリジナルブレンドをロングフィルターで巻く事をオススメする。
何故ならオリジナルブレンドにはオリエント葉が入っているからだ。
(オリエント葉はニコチンが低め、そのぶんマイルドになる)
私は口腔喫煙だが、フィルター付きでも充分楽しめている。
特にペリクはPeaceにも似たバージニアの旨味を感じられる。
あと、アメスピは葉っぱ自体の香りが素晴らしいね。
無添加なので、自然を感じられますね。
葉の刻みも粗いので、粉になりづらいのもGood。
皆様、アメスピのシャグおすすめですよ。