【紙巻】メビウス(オリジナル)
日本を代表するシガレット、メビウスを買ってきました。
以前は、『マイルドセブン』という名称でした。
タール10mg、ニコチン0.8mgです。
価格は、480円。
メビウスは、ブレンドの種類で分けると『アメリカン』になるそうです。
バーレー葉がブレンドされています。
バーレーは、"香料の吸着性が良い" "すっきり爽やか、ソフトな味" といった特徴があります。
専売公社時代の資料によると、着香は『ココア』『スパイス系香料(詳細不明)』『蜂蜜』が使われているそうです。
あと、オリエント葉もブレンドされているそうです。
オリエントというと、キャメルが思い浮かびます。
酸味、苦味が特徴かと思います。
これだけ沢山の香料や、独特な喫味のオリエント葉をブレンドしているにも関わらず、メビウスにはチャコールフィルターが付いています。
チャコールフィルターには、文字通りチャコール(活性炭)が混ざっています。
これが、アセテートフィルター(白いフィルター)だけでは吸着出来ないガス成分をろ過してくれます。
簡単に言うと、『雑味が少なくなるけど、そのぶん香りや味も薄くなるよ』って感じでしょうか。
当時は、『煙だけ多くて、味が無い』『これは売れない』という声が多数出たそうです。
話が長くなりましたが、とりあえず吸ってみましょう。
うん、確かに煙の量は多いですね(笑)
仄かに透き通るような甘みを感じます。
これはメビウス独特の物かなと思います。
決して濃厚では無いんですけれど、何とも言えない甘さなんですよね。
飲料で例えるなら、『三ツ矢サイダー』でしょうか。
多少の苦味もあります。
これがオリエント葉でしょうかね。
しかし、決してそれが特出している訳ではありません。
甘ったるい訳でも無く、ただ苦い訳でも無い。
因みに、チャコールフィルターを千切って、手巻き用のアセテート(プレーン)フィルターで吸ってみました。
味は濃くなりましたが、透き通るような甘みは無くなりました。
個人的には、チャコールそのままのほうが好きです。
私は口腔喫煙なのですが、なかなか楽しめました。
この透き通るような甘みと仄かな苦みの組み合わせにハマりそうです。
以上、メビウスの感想でした(^^)