【再喫レビュー】セブンスター
JT、旧専売公社では初のチャコールフィルターを採用した銘柄。
元々、肺喫煙向けに生まれたと言われていますが、口腔喫煙でも楽しめます。
甘い喫味なのですが、甘さの中にも大人の苦さと言いますか、それらが絶妙なバランスに組み合わさっているのです。
まず感じるのは、果実を思わせる甘い風味。
煙の口当たりは柔らかく優しい。
そして、苦味。
苦味といっても、決して不快なものではありません。
例えるなら、スイカに振りかける塩。
塩がスイカの甘さを引き立てるように、苦味が甘さを引き立てているかのように感じます。
その苦味の正体は、私が思うに、ブレンドされている日本の在来種の煙草葉『達磨葉』
達磨葉は苦味の他にも、煙の口当たりと後味のコクにも影響を及ぼしているように思います。
今月から値上げで560円になりましたが、私はまだまだ安いほうだと思うのです。
20本単位で売られていますが、1本で計算すると28円です。
私は煙草を大人の駄菓子感覚で捉えていますので、1本1本の価値を考えたら安いものだと思います。
セブンスターでの一服は、28円で買える至福のひと時なのです。
まぁ、安いに越した事はないですが(笑)